家庭へ授業ライブ配信 自宅待機の児童生徒サポート タブレット端末活用「学びの機会」確保へ /山形

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自宅にいる児童にライブ配信される授業=山形県寒河江市立西根小学校で2021年9月2日午前8時32分、小寺泰介撮影
自宅にいる児童にライブ配信される授業=山形県寒河江市立西根小学校で2021年9月2日午前8時32分、小寺泰介撮影

 新型コロナウイルスの感染が子供にも拡大する中、学校側は自宅待機する児童生徒に対し「学びの機会」をいかに確保するか、模索を続けている。出席扱いにはならないが、児童生徒に配備されているタブレット端末を活用して授業を家庭へライブ配信。学習に遅れが出ないよう、サポートする自治体も出始めている。【小寺泰介】

 今月2日午前。寒河江市立西根小学校(原田浩治校長、児童289人)6年生で、担任の黒田恵教諭(51)が授業をライブ配信する準備をしていた。教室前方には、三脚で固定されたカメラ付きのタブレット端末。慣れた手つきで、自宅待機する児童とオンラインでつなぐと、朝の会が始まった。

 同校は、家族に風邪などの体調不良があり、登校できない児童のために、授業のライブ配信を本格導入したのは夏休み明け。この日は3~6年生の計6クラスで複数名が利用した。猪倉尚子教頭は「放課後の個別指導だけでは、休んだ分の学習の遅れを取り戻しにくい。空白期間が生じなくなる」と手応えを感じつつある。

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