映画「緑の牢獄」 沖縄・西表炭鉱と台湾人労働者らの過酷な日々 熊本、宮崎、鹿児島でも上映へ /宮崎

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映画「緑の牢獄」の一場面=ムーリンプロダクション提供
映画「緑の牢獄」の一場面=ムーリンプロダクション提供

失われつつある歴史伝える

 沖縄県に唯一あった炭鉱「西表炭鉱」の歴史と台湾人労働者らの過酷な日々について、島に残る最後の台湾出身女性の生涯を通じて描いたドキュメンタリー映画「緑の牢獄(ろうごく)」が、近く熊本、鹿児島、宮崎の各県内で上映される。制作過程では福岡の炭鉱で歴史調査などもしており、歴史の闇に消えつつあった台湾と日本の結びつきを伝える作品だ。【吉川雄策】

 西表炭鉱は竹富町の西表島周辺にあり、1886年に石炭採掘を開始。九州や台湾、朝鮮半島などから労働者を集めた。最盛期の1930年代半ばには数千人が従事。うち500人程度が台湾出身者とみられ、60年代に閉鎖されたが、実態は不明な点も多い。

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