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「反ワクチン新党」議席獲得なるか? 独総選挙、コロナ規制に反発

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インタビューに応じるウォルフガング・ウォダーグ氏=ベルリンで2021年9月2日、念佛明奈撮影
インタビューに応じるウォルフガング・ウォダーグ氏=ベルリンで2021年9月2日、念佛明奈撮影

 ドイツでは新型コロナウイルスの流行後初の国政選挙となる26日の連邦議会選(総選挙)を前に、政府の行動規制に反対する新党「草の根民主主義党(草の根党)」の動向が関心を集めている。複数の候補者を擁立しており、「ワクチン強制反対」の人々の声がどこまで数字に表れるか注目される。

 「大量のPCR検査は必要ありません。パンデミック(世界的大流行)は検査によるパンデミックなのです。高齢者施設では健康な職員が検査を受けて陽性となり、隔離され、そのせいで人手が足りなくなりました。隔離が有益という科学的証拠も研究もありません。単に人々が自由に動けないようにしただけです」

 そう話すのは、1994~2009年に中道左派・社会民主党の連邦議会議員を務め、離党後の今回は草の根党から出馬するウォルフガング・ウォダーグ氏(74)だ。呼吸器専門医でもあるウォダーグ氏は、…

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