古式湯まつり 神事を行い「恵みに感謝」 栃木・塩原温泉

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元湯の源泉からくんだ「御神湯」を木のたるに入れる湯守ら=栃木県那須塩原市湯本塩原で2021年9月23日、湯浅聖一撮影 拡大
元湯の源泉からくんだ「御神湯」を木のたるに入れる湯守ら=栃木県那須塩原市湯本塩原で2021年9月23日、湯浅聖一撮影

 栃木県那須塩原市の塩原温泉で23日、伝統の「古式湯まつり」が開かれた。新型コロナウイルス感染対策のため、昨年に続いて神事のみとなったが、関係者は温泉の恵みに感謝し、末永い繁栄を祈願した。

 1659(万治2)年に発生した山崩れで温泉の湧出(ゆうしゅつ)が途絶えた際に、住民たちの祈りで復活したという故事にちなんだ行事。

 神事には塩原温泉観光協会や地元関係者らが参加。塩原温泉発祥の地・元湯で、白装束の湯守が源泉を木のたるにくむ「湯汲(く)み式」があり、「御神湯」を塩原八幡宮に奉納した。その後、観光施設「塩原もの語り館」で旅館などの宿泊施設に分湯された。

 観光協会の君島将介会長は「緊急事態宣言下であり、規模の縮小は仕方がない。来年こそは日常を取り戻し、今まで通りのまつりができることを願っている」と話した。【湯浅聖一】

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