ペンギン4羽、別の水族館へお引っ越し 三重の施設、営業休止で

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職員によりかごに入れられるフンボルトペンギン=三重県志摩市阿児町の志摩マリンランドで2021年9月23日、林一茂撮影 拡大
職員によりかごに入れられるフンボルトペンギン=三重県志摩市阿児町の志摩マリンランドで2021年9月23日、林一茂撮影

 今年3月末で営業を休止した三重県志摩市阿児町の水族館「志摩マリンランド」で飼育・展示されていたフンボルトペンギン4羽が23日、同県鳥羽市の鳥羽水族館に移送された。営業休止後、飼育していた生き物や標本、図書類は順次、県内外の水族館などに移し替えており、10月末には完了するという。

 鳥羽水族館から職員3人が乗った軽商用車が訪れ、ペンギンを1羽ずつ慎重にかごに入れた。同水族館の北美香さんは「ペンギンたちが良い環境で元気に過ごせるよう見守りたい。志摩マリンランドの思いを引き継いでいきたい」と話した。志摩マリンランドの里中知之館長は「何十年も飼育し寂しさもあるが、無事に移送することになり、まずは一安心」と、ペンギンたちを見つめた。

 4羽のペンギンは12~28歳のオス、メス各2羽。鳥羽水族館は当面、バックヤードで飼育し、体調を見ながら展示する予定という。

 同水族館へは4月、アメリカカブトガニなど10種63匹を移送したのを皮切りに、67種1576匹の生き物、96本足の貴重なタコの標本が移された。

 志摩マリンランドは、営業休止時には48羽のフンボルトペンギンとケープペンギンを飼育していた。県内外の水族館などが受け入れを行い、現在はペンギン21羽、ネコギギなど3種124匹の淡水魚が残るだけとなった。【林一茂】

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