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高校野球の強豪、星稜高校を春夏合わせて25回の甲子園出場に導いた同高野球部元監督の山下智茂氏(76)が母校の石川県立門前高校(輪島市門前町)の野球指導アドバイザーに就任する。同高は定員割れが続き、野球部員も9人の小所帯。24日、同高を訪れた山下氏は「人生の最後に命をかけてやる。楽しい野球をやって少しでも勝てるように努力したい」と述べ、古里への恩返しを誓った。
山下氏は門前町出身で、同高の1期生。大学卒業後、星稜の監督となり、夏の甲子園で準優勝1回、4強2回の実績を残した。2005年に監督を退いた後は、日本高野連が始めた「甲子園塾」の塾長として指導者育成に尽力してきた。今年3月に星稜高を運営する稲置学園の理事を退任したが、同町出身の教え子から門前高の厳しい現状を聞き、「力になりたい」とアドバイザー就任を快諾した。
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