- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷
都は24日に開いた新型コロナウイルスの感染動向などを分析するモニタリング会議で、都内のワクチン接種(医療従事者を除く)について、21日時点で2回接種を済ませたのは全都民の51・5%になり、5割を超えたことが報告された。都は大規模接種会場の対象拡大など、さらに接種促進を図る考えだ。【斎川瞳】
都によると、ワクチンの2回接種率は重症化リスクが高いとして優先接種が進んだ65歳以上では87・0%になっている。今回の「第5波」の死者数は、冬の「第3波」と比較すると少なく抑え込めており、都はワクチン接種の効果が要因の一つだとみている。
また、都は8月1日~今月20日に都内で新型コロナに感染して死亡した484人を分析した結果、接種歴が確認できた412人のうち325人(78・9%)がワクチン未接種だったとする調査結果も公表。2回接種後の死者は49人(11・9%)で、うち45人はがんや糖尿病などの基礎疾患があった。1回接種後の死者は38人(9・2%)だった。
この記事は有料記事です。
残り961文字(全文1388文字)