島鉄の「赤字穀菜セット」人気 厳しい経営逆手に “自虐ネタ”奏功 「足を運ぶきっかけに」 /長崎

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「赤字穀菜セット」のイメージ=島原鉄道提供
「赤字穀菜セット」のイメージ=島原鉄道提供

 島原市の島原鉄道は赤字経営を逆手に取り、島原の旬の野菜と米を詰め合わせた「赤字穀菜(こくさい)セット」を発売し、人気を集めている。コロナ禍で厳しい経営が続いているだけに、担当者は「島原をたくさんの人に知ってもらい、感染収束後に足を運んでもらうきっかけになれば」と期待する。【長岡健太郎】

 1908(明治41)年創業の同社は地元住民の足として長年親しまれてきたが、90年に始まった雲仙・普賢岳の噴火活動に伴う土石流で線路が分断されるなどして断続的に不通となった。さらに少子高齢化に伴う利用者減に新型コロナウイルスの感染拡大が追い打ちをかけ、鉄道事業の収益はコロナ禍前と比べて約4割も減少した。

 慢性的な赤字経営を打開しようと、同社は赤字しか引けない「赤字ペン」を発売するなど、これまでも“自虐ネタ”で島鉄をPRしてきた。

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