中国メディアも相次ぎ速報 ファーウェイ副会長、司法取引

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オンラインで出廷した華為技術(ファーウェイ)の孟晩舟副会長のスケッチ=米ニューヨークの裁判所で2021年9月24日、AP 拡大
オンラインで出廷した華為技術(ファーウェイ)の孟晩舟副会長のスケッチ=米ニューヨークの裁判所で2021年9月24日、AP

 中国国営新華社は25日、孟晩舟副会長の司法取引について「中国政府のたゆまぬ努力により、孟晩舟氏は中国政府のチャーター機に乗りカナダを離れ、祖国に向かっている」と報じた。

 これまで孟副会長の起訴について中国政府は「米国が中国の先端企業をたたき、中国の科学技術の発展を阻むことが目的だ」(中国外務省の華春瑩報道局長)などと批判を続けてきた。孟副会長は書面で一部の不正を認め司法取引に応じたが、法廷では無罪を主張したことで、中国側は「罪は認めなかった」と解釈しているようだ。共産党機関紙・人民日報系紙「環球時報」の胡錫進編集長は会員制交流サイト(SNS)で「中国政府の力強い協力により、罪を認めない形で釈放されたことにはほっとした」と投稿している。

 一方、カナダ政府によると、孟副会長拘束の直後に中国内で拘束されていたカナダ人実業家のマイケル・スパバ氏とカナダ人元外交官のマイケル・コブリグ氏も同日、釈放されて中国を離れた。2人の拘束は孟副会長の事件に対する報復だとみられており、国家機密を探った罪などで起訴されていた。【北京・米村耕一】

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