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2021自民党総裁選

岸田文雄首相による新内閣が発足しました。内閣について考察した記事や各国の反応をまとめています。

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海外メディアの記者たちがみる自民党総裁選

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自民党総裁選に立候補した(左から)河野太郎行政改革担当相、岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務相、野田聖子幹事長代行=東京都千代田区の同党本部で2021年9月17日(代表撮影)
自民党総裁選に立候補した(左から)河野太郎行政改革担当相、岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務相、野田聖子幹事長代行=東京都千代田区の同党本部で2021年9月17日(代表撮影)

 東京に駐在する外国メディアの特派員たちがつづるコラム「私が思う日本」は今回、番外編をお届けする。フランス、バングラデシュ、シンガポール、韓国の4人の特派員に、29日投開票の自民党総裁選について意見を聞いた。テーマは各候補者に対する印象や評価、国のリーダーの選び方、派閥政治、女性候補にとってのハードルなど多岐にわたり、その視点からは日本の特異な政治文化も浮かび上がった。

河野氏の歯切れの良さは「もろ刃の剣」

 総裁選には、河野太郎行政改革担当相(58)=麻生派、岸田文雄前政調会長(64)=岸田派、高市早苗前総務相(60)=無派閥、野田聖子幹事長代行(61)=無派閥=の4人が立候補している。

 世論調査などから人気が高いとされる河野氏。ルモンド紙(フランス)のフィリップ・メスメール東京特派員は、ツイッターでの発信力や「脱原発」など日本に変化をもたらそうとしている点を指摘。「米ジョージタウン大を卒業し英語を完璧に話せる河野氏は、外交問題に対する理解がありそうだ」と評価した。

 これに対しプロトム・アロ紙(バングラデシュ)のモンズルル・ハック東京支局長は「党内にはさまざまな思惑があり、実際に当選して首相になった時に、自ら掲げてきた政策を実現できるとは限らない。歯切れの良い物言いはもろ刃の剣だ」と指摘した。朝鮮日報(韓国)の崔銀京・東京特派員も、河野氏が…

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【2021自民党総裁選】

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