「アフガンのこと忘れないで」 窮地に立つ現地女性への支援訴え

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アフガニスタンの女性による刺しゅう作品を手にする「エジャード・ジャパン」の筒井百合子さん=大阪府豊中市で2021年9月9日午後3時24分、宮川佐知子撮影
アフガニスタンの女性による刺しゅう作品を手にする「エジャード・ジャパン」の筒井百合子さん=大阪府豊中市で2021年9月9日午後3時24分、宮川佐知子撮影

 アフガニスタン人男性の日本留学がきっかけとなってできたアフガン人女性を支援するプロジェクトが、イスラム主義組織タリバンの復権で窮地に立たされている。2018年から刺しゅう製作を通じて、厳しい生活を強いられるアフガンの女性を支援してきたが、男性は政府機関の仕事を失い、女性たちが手がけた刺しゅう作品を日本に送ることもできなくなった。男性は「日本の人にはアフガニスタンのことを忘れないでほしい」と支援を呼びかけている。

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