「新選組巡礼」の特別御朱印 京都のゆかり3寺が専用台紙配布

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3寺の御朱印を押した専用台紙。これに参拝の日付も加わる=京都市左京区で2021年9月24日午前9時58分、南陽子撮影 拡大
3寺の御朱印を押した専用台紙。これに参拝の日付も加わる=京都市左京区で2021年9月24日午前9時58分、南陽子撮影

 幕末に治安維持のため新設された京都守護職や、守護職を務めた会津藩主・松平容保(かたもり)の下に組織された新選組ゆかりの三つの寺が「巡礼会」を結成した。巡礼と刻まれた特製御朱印用の専用台紙を26日から、京都守護職が設けられた1862年にちなみ、3寺で計1862枚授与する。

 3寺は、新選組が境内で剣術や砲術の訓練をした律宗大本山・壬生寺(京都市中京区)▽京都守護職の練兵場が寺領にあった本山修験宗総本山・聖護院(同市左京区)▽守護職が本陣とし、新選組を率いることになる近藤勇らが容保に面会した浄土宗大本山・金戒光明寺(同)。

専用台紙の表側には、新選組の「誠」の印(左)と会津藩の旗印(右)などをあしらっている=京都市左京区で2021年9月24日午前10時8分、南陽子撮影 拡大
専用台紙の表側には、新選組の「誠」の印(左)と会津藩の旗印(右)などをあしらっている=京都市左京区で2021年9月24日午前10時8分、南陽子撮影

 事務局を務める本山修験宗庶務主事の草分俊顕(くさわけしゅんけん)さん(37)によると、かねて壬生寺とは山伏が出向いて護摩供養を営むなど関係が深く、今夏には信徒の紹介で金戒光明寺とも縁ができた。3寺で何かできないかと資料を当たるなどして検討したところ、かつて鴨川沿いに広がっていた聖護院の寺領で会津藩兵が訓練していたことを初めて知り、8月に「京都守護職 新選組巡礼会」を発足させたという。

 専用台紙には、隊員が着たとされる羽織の「だんだら模様」などをあしらった。各寺名などの揮毫(きごう)は印刷済みで、聖護院は宮城泰年(たいねん)門主が記した、本尊の不動明王を表す梵字(ぼんじ)が使われている。草分さんは「仏縁があり、とんとん拍子に話が進んだ。皆さんにも参拝のうえ、それぞれのお寺と縁を結んでもらえれば」と話した。

 専用台紙は3寺の御朱印料を含めて1500円。【南陽子】

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