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世界の劇場で活躍するソプラノ中村恵理が10月、びわ湖ホール(大津市)でプッチーニ(1858~1924年)後期の名作「つばめ」の主役マグダを演じる。「蝶々夫人」の13年後に初演されたが、母国イタリアで不評が続き、1世紀を経た現代も上演機会が極めて少ない不遇のオペラ。「プッチーニが大好き」という中村が作曲家への愛やつばめの魅力を語る中で、この作品が一般に「愛されない理由」も少し見えてきた。
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