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秋季大会2021

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県大会 福井工大福井V 圧巻の全5試合無失点 3位決定戦、敦賀気比も「北信越」切符 /福井

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【福井工大福井-啓新】一回表福井工大福井1死満塁、金城の打球が相手のミスを誘い、石崎が生還して先制=福井市の県営球場で2021年9月25日午後1時12分、大原翔撮影 拡大
【福井工大福井-啓新】一回表福井工大福井1死満塁、金城の打球が相手のミスを誘い、石崎が生還して先制=福井市の県営球場で2021年9月25日午後1時12分、大原翔撮影

 秋の北信越地区高校野球県大会(県高校野球連盟、県教育委員会主催)は25日、福井市の県営球場で決勝と3位決定戦があった。決勝は福井工大福井が15安打の猛攻で啓新を18―0で降し、今大会5試合で58得点0失点と他校を寄せ付けない強さで3年ぶり10回目の優勝を決めた。無失点での秋の県大会での優勝は1954年の若狭以来。3位決定戦は、敦賀気比が丹生に勝利し、3年連続20回目の北信越大会への切符を手に入れた。北信越大会は10月16日から長野県で行われる。同大会の成績は来春の第94回選抜高校野球大会の出場校選考の重要な資料となる。【大原翔】

 福井工大福井は初回に6点を奪うと、四回以降、毎回得点。鳴海、向嶋、八木の3投手を中心に守備も安定し零封した。啓新は守備から試合を作り、ここまで勝ち上がってきたが、この日は序盤にリズムを崩された。

 終盤に6点を奪った敦賀気比が勝利した。初回に先制後すぐ逆転されたが、その後は主戦の上加世田を中心に集中した守備で流れを引き寄せた。丹生も好守が光り中盤までリードしたが、二回以降追加点が奪えなかった。

敦賀気比・石原幹太右翼手(2年)=福井市の県営球場で2021年9月25日午前10時19分、大原翔撮影 拡大
敦賀気比・石原幹太右翼手(2年)=福井市の県営球場で2021年9月25日午前10時19分、大原翔撮影

 ■熱球

先輩のエールに奮起 敦賀気比・石原幹太右翼手(2年)

 「何としても自分のバットで決める」。ようやく追いついた七回表2死三塁、低めの外角のスライダーをセンター前に運び、勝ち越し点をチームにもたらした。「上加世田(投手)の頑張りに応えたかった」と力を込めた。

 23日の準決勝では好機で打てずに負けた。その夜、寮の食堂で先輩の細谷俊作さんに「負けは仕方ない。次の試合で決めろ」とエールをもらった。その一言で気持ちを切り替えることができた。そして、北信越地区大会の最後の切符をかけたこの日まで、走者二塁の場面を想定した打撃練習を積んだという。

 七回だけでなく、好機をものにするバッティングで5打点を挙げ、チームの勝利に貢献した。それでも「ボール球を当てにいくくせが出る場面もあった」と謙虚に振り返る。「次戦まで準備期間は短いが、練習で課題を改善したい。北信越でも勝ち上がり、甲子園に行く」。さらなる高みに向けて気を引き締め、球場を後にした。

【秋季大会2021】

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