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京都 近現代建築ものがたり /京都

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 <活字を楽しむ>

 (倉方俊輔・著 平凡社新書、946円)

 京都と言えば神社仏閣など歴史ある古い建築物がまず頭に思い浮かぶ。一方で、京都市内を歩けば、近現代のトップクラスの建築家たちの作品に出会うことができる。本書は京都市にあるそのような13の近現代建築に焦点を当て、その建築家のエピソードについても触れている。歴史などをひもときながら、「京都の新たな魅力を再発見」していく。

 近現代に焦点を当てるのはまず、「今を生きる私たちと最も関係が深いこと」を理由とする。目に見える風景などは、少し前の時代から受け継がれてきたものだ。次に「同じに見えて、今と実は違うということ」を挙げる。近現代は世界的にも変化の激しい時代だった。最後に「近代以前の時代から、よりさまざまなものを引き出すきっかけになること」を指摘する。そういった近現代を実感するには「建築」が良い手段なのだという。

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