連載

わたしのふるさと便

あまり知られていない観光スポットや地元で人気の食べ物を、現地で勤務する支局長が紹介。47都道府県を巡ります。

連載一覧

わたしのふるさと便

言わせて!県民あるある 鳥取県 初めて出身者に会った!

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷

 共働きの家庭が多いから、作り置きできるカレーが週1回は食卓に登場▽急に雨や雪が降ることが多いから、「弁当を忘れても傘を忘れるな!」は絶対的なルール▽鳥取の漢字をよく「取鳥」と間違われてしまう――。どれも県民なら「そうそう」と納得してくれるでしょう。

 そんな数ある「あるある」の中で、これこそがナンバーワンにふさわしいと思っているのが、「県外では会う人ごとに『鳥取出身者に会ったの初めて!』と言われる」です。今は県内に戻ってきましたが、以前は大阪府に住んでいました。当時はよく「へぇー、鳥取の人って初めて会った」と言われたものです。そもそも全国で最も人口が少ない県なので、出身者も少ないのは当たり前ですね。ただ、いつも同じように珍しがられる身にしてみれば、やっぱり少しだけうんざりしてしまいます。もちろん、鳥取出身者が県外にいないなんてことはありません。たぶん、気づいていないだけで、たくさんいます。私だって大阪にいた当時、鳥取出身者に会ったことがあります。ただし、1人だけでしたが。=鳥取県智頭町、食品販売業、尾崎友美さん(31)

大山が守ってくれる

 大山と書いて「だいせん」。伯耆富士とも呼ばれる標高1729メートルの中国地方最高峰です。県西部の米子市に住んで約10年。地元の人々にとって、この雄大な山が身近で大切な存在であることを日々痛切に感じています。晴れた日には「今日は大山がきれいに見えるね」とあいさつの次の会話に出てくることもしばしばです。

 大山が台風などの天災を防いでくれると信じている人が少なくありません。どれだけ天気予報が注意を促していても、真顔で「大山が守ってくれるから大丈夫!」と言います。実際には、このあたりは海が近くて風も強いので、強風に慣れっこなだけなのかもしれませんね。地元の人たちは大山に対して強い信仰心というよりは、「そこにいてくれてありがとう」という感謝の気持ちを抱いているのだと感じます。これからも大山が私たちを守ってくれることを祈っております。=鳥取県米子市、理容業、細田愛子さん(37)

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る

注目の特集