- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

<第40期女流本因坊戦挑戦者決定戦から>
「あこがれの舞台で特別な相手に挑む」――。
第40期女流本因坊戦挑戦者決定戦で勝ち、藤沢里菜女流本因坊(23)への挑戦権を初獲得した星合志保三段(24)。岩手県花巻市で28日に開幕する女流本因坊戦五番勝負を前に、星合に初挑戦への思いを聞いた。
「小山先生(栄美六段)との挑決は2週間も前から夢に見るほど意識していました」。星合はそう明かす。NHK杯の司会を務めるなど囲碁普及に力を注いでいるイメージがあるが、タイトルへの思いも強く胸に持ち続けていた。だからこその緊張だった。
どうしても勝ちたい一局を前に緊張してしまうのは仕方がない。むしろ、緊張とどう付き合うかの方が大事だ。「打つ前から不安になるのはやめよう。最後は勝つか負けるかしかないんだから」。そう自分に言い聞かせて、万全の状態で対局に臨めるように努めた。
この記事は有料記事です。
残り1169文字(全文1548文字)