進むドローン革命 趣味や仕事に活用 操縦スキル習得へスクール盛況

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屋内商業施設内にあり、訓練は防護ネットで仕切られた練習コート内で行われる=大阪市北区で2021年8月29日、大西達也撮影
屋内商業施設内にあり、訓練は防護ネットで仕切られた練習コート内で行われる=大阪市北区で2021年8月29日、大西達也撮影

 東京オリンピックの開会式で、夜空に大会エンブレムの市松模様や地球を描く演出が注目を集めたドローン(小型無人機)。災害現場の確認、インフラの点検、配達サービスと活躍の分野は年々広がり、「空の産業革命」が進んでいる。2022年末ごろには、安全で高度の飛行ができるように新たなルールが整備され、操縦者に免許取得、所有するドローンの登録が必要になる見通し。

 現時点で免許は不要だが、趣味や仕事にドローンを活用するために操縦スキルを習得しようと、スクールが盛況。ブリーゼブリーゼ(大阪市北区)4階にあるドローンスクール「スカイファイトスタジオ梅田」では、操縦体験やドローンレース体験ができる。何種類ものドローンの機体が並び、販売もしている。屋内商業施設のスクールとしては西日本最大級の広さだという。

輪を順番にくぐり、タイムを競うドローンレースも体験できる=大阪市北区で2021年8月29日、大西達也撮影
輪を順番にくぐり、タイムを競うドローンレースも体験できる=大阪市北区で2021年8月29日、大西達也撮影

 飛行スペースは屋内なので天候に左右されない。ネットが張られた練習コート内でドローンを飛ばすので安全に操縦訓練ができる。

 インストラクターの長内康広さん(46)は「飛行には厳しい規制があるので航空法を理解し、操縦の基礎を習得できるように指導しています」という。

フライトシミュレーターでコントローラーの操作を習得する=大阪市北区で2021年8月29日、大西達也撮影
フライトシミュレーターでコントローラーの操作を習得する=大阪市北区で2021年8月29日、大西達也撮影

 「商用パイロットコース」では、初級・中級計12時間の講座があり、ドローンの構造や操縦技術、航空法を学べる。実習ではフライトシミュレーターによる訓練や目視による飛行、手元の画面を見ながらの飛行を行う。修了すると、10時間飛行証明書と国土交通省認定の管理団体「ドローンネット」(東京都千代田区)が発行する技能認定証を取得できる。

 コースを受講した兵庫県尼崎市の清水麻貴さん(47)は「ドローン操縦は熱中できてストレス発散にもなる。資格は財産になると思う」と話していた。【大西達也】

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