社会人野球 山梨で初の女性公式戦出場、勝利投手に 陰山一美選手

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山梨県社会人野球史上、女性選手として初めて公式戦に出場、初勝利を挙げた陰山一美選手=南アルプス市桃園の南アルプスジットスタジアムで2021年9月25日午後5時、照山哲史撮影 拡大
山梨県社会人野球史上、女性選手として初めて公式戦に出場、初勝利を挙げた陰山一美選手=南アルプス市桃園の南アルプスジットスタジアムで2021年9月25日午後5時、照山哲史撮影

 第14回JABA関東連盟クラブ選手権大会県予選(日本野球関東地区連盟、毎日新聞社主催、県野球協会主管、山梨毎日広告社後援)は25日、南アルプス市の南アルプスジットスタジアムで3試合が行われた。決勝で山梨球友クラブがTSUKUMO BASEBALL CLUBを13―7で破り、7年ぶり4回目の優勝。山梨球友は10月16日から、さいたま市営浦和球場などで開催される同選手権大会に出場する。【照山哲史】

初の女性選手、笑顔の勝利

 準優勝したTSUKUMOの陰山一美(ひとみ)選手(20)は、県内の社会人野球史上初めて女性選手として公式戦に出場した。準決勝で右翼手として先発出場、7回からリリーフで登板し、自責点1でチームの逆転勝利を呼び込み、勝利投手となった。

 大会の敢闘賞も受け、「めちゃめちゃうれしい」と喜びを表現した。甲州市生まれで、野球は二つ違いの兄の影響で始めた。小学4年で地元の少年野球チームに入り、中学でも地元クラブチームに所属、女子硬式野球部のある新潟市の高校に推薦で入学、卒業後は埼玉県内の女子野球の企業チームで活躍した。

 昨年暮れ、家業を手伝うため、地元に戻り少年野球を指導した縁でTSUKUMOに入団、今年選手登録された。「縦スライダーに、横スライダーやシュートを交えて打たせて取る」のが持ち味だ。身長は153・5センチ。「中学時代も男子と一緒だったので抵抗はありません」と屈託がない。

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