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コロナ不況がやってくる 就職に強い学部系統は、この系統だ!

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学部系統別実就職率ランキング 拡大
学部系統別実就職率ランキング

 受験生が4年後の就職を考えながら、学部・学科を選ぶのは当たり前のことになってきている。自分の学びたい学部・学科を選ぶのは当然だが、同時に就職をチェックするのも大切だ。そんな中で就職に強い学部・学科はどこなのか。まずは表を見てほしい。これは医、歯学部を除いて、学部卒業生の実就職率(就職者数÷<卒業生数-大学院進学者数>×100)でランキングしたもの。572大学の集計結果だ。

 大学全体の実就職率は2019年の89.5%が、この10年でトップだ。2011年から右肩上がりで、昨年は89.2%とダウンに転じた。今年はさらに85.6%に下がっている。今年、大きく下がったのはコロナ禍の影響で、航空、旅行、デパートなどが採用を減らし、大手企業でも採用数を絞るところが増えたからだ。

 その中でトップは看護の95.6%であり、この10年トップの座を維持している。次いで家政・栄養、教育、医療技術の順で、ここまでが9割超だ。家政・栄養では栄養士や保育士などの資格と結びついた学科があるので実就職率が高い。文系では教育が高く、次いで社会福祉となっている。いずれも資格が必要な学部で、実就職率が高くなっている。

 コロナ不況が進めば、採用数を絞る大企業への就職は厳しくなるばかりだ。そうなると、入試では資格と結びついた学部がよりいっそう人気になる。特に資格直結型学部・学科は医療系に多く、実就職率をみると、それもうなずけるところだ。この系統の人気はさらに上がりそうだ。【大学通信常務取締役】

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