前進座90周年「一万石の恋」

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(前列右から)河原崎國太郎、山田洋次、藤川矢之輔(後列右から)有田佳代、嵐芳三郎、新村宗二郎
(前列右から)河原崎國太郎、山田洋次、藤川矢之輔(後列右から)有田佳代、嵐芳三郎、新村宗二郎

 前進座の創立90周年記念公演「一万石の恋 ―裏長屋騒動記 愛の仮名手本篇―」が29日、大阪公演を皮切りに全国で始まる。このほど東京都内で取材会があり、監修・脚本を手がける山田洋次監督と出演者が出席。山田監督は「人間って、とっても滑稽(こっけい)な存在なんだなということに観客が気づいて、毎日がちょっと楽しくなっていくというのが喜劇の喜び。そんなおかしみにあふれる作品にしたい」と抱負を述べた。

 新作舞台は、芝居好きの弱小藩のお殿様・赤井御門守国定(河原崎國太郎)が長屋の娘・お鶴(有田佳代)に一目ぼれすることを発端に、家老の田中三太夫(藤川矢之輔)やお鶴の兄・八五郎(嵐芳三郎)、彼女に思いを寄せる錺(かざり)職人・清吉(新村宗二郎)らを巻き込んだ大騒動となる物語。前進座と山田監督のコラボレーションは2017年の「裏長屋騒動記」に続く2作目で、前作に登場した「珍妙なお殿様」のキャラクターを…

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