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第74回秋季東北地区高校野球県大会(県高野連主催、毎日新聞山形支局など後援)は26日、鶴岡市の鶴岡ドリームスタジアムで決勝があり、酒田南が鶴岡東を5―2で破り、3年ぶり12回目の優勝を果たした。3位決定戦は山形中央が日大山形に8―5で競り勝ち、6年ぶり10回目の東北大会出場を決めた。山形中央は日大山形に逆転勝利して、東北大会最後の1枠を勝ち取った。酒田南は投手陣が踏ん張り、優勝を果たした。東北大会は10月20日から宮城県で開催される。【藤村元大】
継投で逃げ切る
酒田南が鶴岡東との接戦を制した。四回、3安打を集中させ、2四球も絡めて3点を先制。六回には相手守備の乱れから追加点を奪った。投手陣は、5回無失点4奪三振と好投した先発の中から、2番手でマウンドに上がったエース・田村への継投で逃げ切った。鶴岡東は打線につながりを欠き、及ばなかった。
六回5点差逆転
山形中央が日大山形に逆転勝利し、東北大会出場を決めた。山形中央は、5点を追う六回、打者一巡の攻撃で一気に7点を奪い試合をひっくり返した。2番手投手の瀬野は交代直後に失点したが、徐々に調子を上げ、6回3失点と試合を作った。日大山形は逆転されて以降、打線が2安打に抑えられ追加点を奪えなかった。
■ズーム
「つなぐ野球」で東北大会へ 山形中央・武田陸玖選手(1年)
東北大会への残り1枠を懸けた大一番。序盤から日大山形が得点を重ね、五回までに5点差を付けられ、重苦しいムードがベンチに漂っていた。それでも、チームは多田貞春監督が教える「つなぐ野球」を徹底。六回に安打や四球でつないで4点を奪い、一気に逆転できるチャンスで打席が回ってきた。
「自分で決めようとかは考えなかった。後につなぐことを意識してバットを振った」と監督の教え通りに振り抜いた打球は、決勝打となる3点適時三塁打となった。この日は4打数3安打の猛打賞の活躍でチームを東北大会へ導いた。
25日の鶴岡東との準決勝では、投手としてマウンドに上がり3回6失点、打つ方でも無安打に終わり悔しい結果に。それでも「落ち込んでも仕方ない」と気持ちを切り替え、3位決定戦に臨んだ。次はチーム6年ぶりとなる東北大会。「自分たちの野球をしたい」と監督の教えを胸に次のステージに挑む。【藤村元大】
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