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秋季大会2021

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県大会 白鷗大足利が優勝 主戦完投、文星芸大付降す 両校関東大会へ /栃木

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【白鷗大足利-文星芸大付】二回表白鷗大足利1死二塁、谷沢の中前適時打で二走斎藤が生還する=宇都宮市清原工業団地の宇都宮清原球場で2021年9月26日、玉井滉大撮影 拡大
【白鷗大足利-文星芸大付】二回表白鷗大足利1死二塁、谷沢の中前適時打で二走斎藤が生還する=宇都宮市清原工業団地の宇都宮清原球場で2021年9月26日、玉井滉大撮影

 第74回秋季県高校野球大会(県高校野球連盟主催、毎日新聞宇都宮支局など後援)は26日、宇都宮市の宇都宮清原球場で決勝があり、白鷗大足利がエース・斎藤の完投で文星芸大付を降し、6年ぶり2回目の優勝を飾った。両校は10月30日に茨城県で開幕する関東大会に出場する。同大会の成績は来年の選抜高校野球大会の出場校選考の参考資料となる。【鴨田玲奈、玉井滉大】

後続出塁できず

 白鷗大足利は1点を追う二回、谷沢の中前適時打で同点にすると、四回には無死一、三塁で林の内野ゴロが敵失を誘い、勝ち越した。守っては斎藤が1失点に抑えて完投した。文星芸大付は三、四、六回に先頭打者が出塁したが、後が続かなかった。

文星芸大付の君島陽太選手=宇都宮市清原工業団地の宇都宮清原球場で2021年9月26日、玉井滉大撮影 拡大
文星芸大付の君島陽太選手=宇都宮市清原工業団地の宇都宮清原球場で2021年9月26日、玉井滉大撮影

君島が好機を演出

 ○…準決勝までの5試合で43得点を挙げた文星芸大付だったが、この日は散発6安打と打線が力を発揮できなかった。得点は一回に敵失で挙げた1点のみ。たびたび得点圏に走者を進めながらも、11残塁とあと一本が遠かった。その中で一人気を吐いたのは君島=写真・玉井滉大撮影。「初球の直球や浮いた球を振り抜けた」とチーム唯一の2安打を放つなど、再三にわたり好機を演出した。今大会は6試合中5試合で安打を記録し、準優勝に貢献。中軸を任されるが、レギュラーに定着したのは今大会からという。課題は守備面だといい、「難しい打球を処理しないと投手も苦しくなり、試合の流れも変わる。関東大会までの1カ月で守備を重点的に鍛え、隙をなくしたい」と成長を誓っていた。

 ■ズーム

公式戦で初完投した白鷗大足利の斎藤祥汰投手(2年)=宇都宮市清原工業団地の宇都宮清原球場で2021年9月26日、鴨田玲奈撮影 拡大
公式戦で初完投した白鷗大足利の斎藤祥汰投手(2年)=宇都宮市清原工業団地の宇都宮清原球場で2021年9月26日、鴨田玲奈撮影

「最後まで」志願の登板 白鷗大足利・斎藤祥汰投手(2年)

 公式戦初の完投で116球を投げきった。「自分が全て投げて優勝に導くことができてうれしい」。

 前日の準決勝後「決勝はエースとして自分が最後まで投げたいです」と自ら藤田監督に進言し「お前が勝たせてこい」と託された。この日までの8日間で5試合と過密スケジュールの中、全て先発で登板してきた。体を心配した監督が五回終了後に声をかけたが、「まだいけます」と答えた。疲労を忘れるほど闘志がみなぎっていた。

 配球も自分で組み立てた。九回2死三塁の場面では、五回に左前打を放たれた曽我を迎えると、冷静に高めの球で打たれたことを思い出し、相手打者がてこずっていた落ちる球のスプリットを投げて三ゴロに仕留めた。4番打者としても2安打を放つなど健闘。「投打で活躍できるところが自分の持ち味」と自信をのぞかせた。

 関東大会については「各県の強豪校が集まってくるので、自分がどれだけ通用するか楽しみ。目標はもちろんセンバツ」。背番号「1」を背負い挑戦者として突き進むつもりだ。【鴨田玲奈】

【秋季大会2021】

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