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/60 将棋 冨田誠也四段(25)=兵庫県三田市出身 自分らしい棋譜を /大阪

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10年後を想像し「一門に憧れがあるので、弟子は早く取りたい」と話す冨田誠也四段=大阪市福島区の関西将棋会館で、新土居仁昌撮影
10年後を想像し「一門に憧れがあるので、弟子は早く取りたい」と話す冨田誠也四段=大阪市福島区の関西将棋会館で、新土居仁昌撮影

 プロ棋士になって10月でちょうど1年。自己採点は「50点から60点ぐらい。大学なら、単位はもらえるがAランクじゃない」とかなり辛めだ。どうやら、半年間しかなかった初年度を4勝5敗と負け越したのが不本意だった様子。しかし、エンジンがかかった今年度はここまで15勝7敗と好調をキープ。退会届を握りしめて奨励会を戦った苦労人が、さらなる飛躍を誓う。

 兵庫県三田市の生まれ。自宅があるのは田舎の方で、同じ年ごろの遊び相手が少なく、父と遊んでいて将棋を覚えた。小学校に上がると市内の将棋クラブに通い、同県川西市にあった森安正幸七段の将棋教室でも基礎を身につけた。この教室でプロの存在を知ったのが、将棋の道に進んだきっかけだ。これが小学2年のとき。そして6年生でプロ棋士を養成する奨励会に入会した。

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