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コロナ下、週1でも学校で授業を フィリピン、完全遠隔2年目

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学校が再開されず、自宅で親に勉強を教わるフィリピンの子供=マニラで2021年9月16日、ロイター
学校が再開されず、自宅で親に勉強を教わるフィリピンの子供=マニラで2021年9月16日、ロイター

 新型コロナウイルスの感染拡大が2年目を迎え、世界各地の学校で対面授業が再開される中、フィリピンでは現在も完全な「遠隔授業」が続いている。インターネットに接続できないためにプリント教材で自習する児童も多く、児童や家族からは「週1日だけでも学校で授業を」と切実な声が上がっている。

 「子供たちには学校で授業を受ける権利がある」――。新学期を迎えた13日、首都マニラなどで、小学校の児童やその親、教師らが対面授業を求めるデモを実施した。国内の公立学校では感染が拡大した2020年3月以降、対面授業が一度も再開されていない。国連児童基金(ユニセフ)によると、これほど長期間対面授業を開いていないのは世界でフィリピンとベネズエラだけという。

 フィリピンではオンライン授業のほかに、自宅からインターネットに接続できない生徒向けに学校がプリント教材を提供する「モジュラー学習」がある。モジュラー型では、生徒が自習したプリントを約2週間ごとに回収。教師が見た上で返却する。教育省によると、昨年度は小学校から大学までの児童や学生ら約2200万人のうち、約6割がこの方式で学んでいた。

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