「メルケル後」外交どうなる 慎重に見守る各国 ドイツ総選挙

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総選挙後、支持者に手を振る社会民主党のオラフ・ショルツ財務相=ベルリンで2021年9月26日、ロイター
総選挙後、支持者に手を振る社会民主党のオラフ・ショルツ財務相=ベルリンで2021年9月26日、ロイター

 26日投開票のドイツ総選挙でメルケル首相が所属する中道右派のキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)が敗北、中道左派・社会民主党が第1党に躍り出たことを受け、主要各国の関心は今後の連立政権交渉の行方に移った。「メルケル後」の外交に変化が生じるのか、慎重に見守っている。

バイデン米大統領「驚いた」

 「これは驚いた。(社会民主党は)結束している」。バイデン米大統領は26日、ホワイトハウスで記者団に率直な心境を語った。

 バイデン氏は7月にメルケル氏をホワイトハウスに招待して政権を16年間率いた労をねぎらうとともに、米独の連携強化を確認した。一貫して反対してきたドイツとロシアを結ぶ天然ガスのパイプライン計画についても事実上の容認姿勢を見せ、トランプ前政権で傷ついた米欧関係の立て直しを図った。

 しかし、米英豪が今月15日に発表した新たな安全保障の枠組み「AUKUS(オーカス)」では、オーストラリアとの共同の潜水艦開発計画をほごにされたフランスが猛反発。ドイツのマース外相も…

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