宣言・まん延防止解除でまたリバウンド? ワクチン普及どう影響
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新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言(19都道府県)と、まん延防止等重点措置(8県)について、政府は30日をもって全面解除する方針を固めた。ワクチン接種が加速し、新規感染者の減少傾向が続いていることを踏まえた。しかし、宣言解除に伴う人流(人の流れ)の拡大とともに、接種を終えた人が感染する「ブレークスルー感染」の増加も懸念され、専門家からはリバウンド(感染再拡大)による「第6波」を警戒する声も出ている。
「新規感染者数の減少に伴い、療養者数や重症者数も減少が継続している」。27日開かれた厚生労働省の「アドバイザリーボード(AB)」は、現在の感染状況について分析結果をまとめた。政府は19都道府県に発令した「緊急事態宣言」や、8県に適用中の「まん延防止等重点措置」を全面解除する方針だが、ABでは「大学再開などで普段会わない人との接触機会が再び増えることなどで新規感染者数のリバウンドにつながる懸念がある」と警戒している。
政府が宣言を解除しようとする背景には、感染状況の改善がある。厚労省の集計では、第5波の全国の感染ピークは8月20日の2万5…
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