岩窟の「天福寺奥の院」 住民が改修、仏像供養式 大分・宇佐

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改修された天福寺奥の院(魚眼レンズ使用)=大分県宇佐市で2021年9月26日午前、宮本勝行撮影
改修された天福寺奥の院(魚眼レンズ使用)=大分県宇佐市で2021年9月26日午前、宮本勝行撮影

 大分県宇佐市黒の岩窟(幅約21メートル、奥行き約10メートル、天井高約4・5メートル)にある天福寺奥の院を地元住民が改修し、26日に記念の仏像供養式が現地で開かれた。

 奥の院では、これまでの調査で本尊の不動明王像の他、76体の仏像が見つかった。うち、奈良時代のものとみられる国の重要文化財「塑造三尊仏像残欠」3体と県指定文化財の木彫仏40体は、県立歴史博物館(同市)が管理し、奥の院には木彫仏33体が安置されている。

 近隣の禅源寺に伝わる古記録では、奥の院は1113年に禅源寺の不動堂として建立、本尊と仏像88体が祭られていたとされる。粘土作り(塑造)の仏像は九州でもまれで、奈良時代のものを含めた木彫仏が、まとまって見つかるのも珍しいという。

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