白鵬、探り続けた引き際 「最強横綱」最後まで 土俵人生まっとう

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鶴竜を寄り切りで降し、大鵬に並ぶ32回目の幕内優勝を決めた白鵬(左)=福岡国際センターで2014年11月23日、和田大典撮影
鶴竜を寄り切りで降し、大鵬に並ぶ32回目の幕内優勝を決めた白鵬(左)=福岡国際センターで2014年11月23日、和田大典撮影

 大相撲で史上最多45回の幕内優勝を誇る第69代横綱・白鵬が27日、現役引退の意向を固めた。通算1187勝、幕内1093勝など数々の最多記録を塗り替えてきた大横綱が、ついに土俵を降りる決断を下した。

 横綱は、一度上り詰めれば番付が落ちることはない。それは最上位の特権ではなく、成績を残せなければ引退することを意味している。出場できなければ、なおさらだ。

 白鵬は、横綱で初めて全休した2016年秋場所後、3場所続けて15日間出場することができなかった。足の親指や膝など満身創痍(そうい)ではあったが、出場すれば強さを示していただけに、周囲には「休場=休養」とも受け取られかねない状況にあった。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で無観客で開催された20年春場所で44回目の優勝を果たした後は、6場所連続で休場した。昨年11月場所後には休場の多さを見かねた横綱審議委員会(横審)が、白鵬に引退勧告に次ぐ「注意」を決議したものの、右膝の手術もあって休場は続き、今年7月の名古屋場所では進退をかけるまで追い込まれた。

 かつて貴乃花は…

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