横綱・白鵬引退 次代の角界担い手は? 「1強」体制の弊害も

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正代(左)の顔面に強烈な張り手を浴びせる白鵬=エディオンアリーナ大阪で2019年3月16日、小松雄介撮影
正代(左)の顔面に強烈な張り手を浴びせる白鵬=エディオンアリーナ大阪で2019年3月16日、小松雄介撮影

 現役引退の意向を固めた大相撲の横綱・白鵬(36)=宮城野部屋。誰が次代の角界を担うのか。「白鵬1強体制」が長く続いたため、世代交代はスムーズに進んでいないが、白鵬が土俵を去った今、出世争いが本格化するとの見方もある。

 「自分が18歳で関取になった時、横綱、大関や幕内上位は本当に強かった。高くて、太くて……そういう壁があった。高い壁があればこそ、角界を引っ張っていける存在が生まれると思う」。2019年九州場所で43回目の優勝を果たした後、白鵬はそう語っていた。ここ14年間は、その「壁」を担っていたのは白鵬だった。

 初顔合わせの相手に28連勝したこともある。実力差もあるが、立ち合いでの張り差しや、肘打ちのようなかち上げといった手荒い技も繰り出し、新鋭の勢いを止めてきた。横綱としてふさわしくない…

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