- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

現役引退の意向を固めた大相撲の横綱・白鵬(36)=宮城野部屋。誰が次代の角界を担うのか。「白鵬1強体制」が長く続いたため、世代交代はスムーズに進んでいないが、白鵬が土俵を去った今、出世争いが本格化するとの見方もある。
「自分が18歳で関取になった時、横綱、大関や幕内上位は本当に強かった。高くて、太くて……そういう壁があった。高い壁があればこそ、角界を引っ張っていける存在が生まれると思う」。2019年九州場所で43回目の優勝を果たした後、白鵬はそう語っていた。ここ14年間は、その「壁」を担っていたのは白鵬だった。
初顔合わせの相手に28連勝したこともある。実力差もあるが、立ち合いでの張り差しや、肘打ちのようなかち上げといった手荒い技も繰り出し、新鋭の勢いを止めてきた。横綱としてふさわしくない…
この記事は有料記事です。
残り1081文字(全文1431文字)