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東日本大震災

2011年3月11日に発生した東日本大震災。復興の様子や課題、人々の移ろいを取り上げます。

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白鵬、誕生日に震災発生は「宿命」 復興支援に尽力、感謝の声

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真新しい土俵の上で菅原茂市長に目録を贈呈する白鵬=宮城県気仙沼市総合体育館で2014年8月13日午前10時10分、井田純撮影
真新しい土俵の上で菅原茂市長に目録を贈呈する白鵬=宮城県気仙沼市総合体育館で2014年8月13日午前10時10分、井田純撮影

 大相撲の第69代横綱で歴代最多45回の幕内優勝を誇る白鵬(36)=本名・白鵬翔、宮城野部屋=が27日、師匠の宮城野親方(元前頭・竹葉山)を通じて現役引退の意向を日本相撲協会の八角理事長(元横綱・北勝海)に伝えた。

       ◇

 白鵬がとりわけ特別な思いを抱いていたのが、東日本大震災だ。26歳の誕生日だった2011年3月11日に発生した大災害との巡り合わせを「宿命」と呼び、震災直後から復興支援活動の先頭に立ってきた。「まいた種から花が咲いている」と言っていた白鵬に、被災地からは感謝やねぎらいの声が上がった。

 岩手県山田町では津波で町の土俵が流された。白鵬が会長だった力士会は、土俵の整備費として町に1000万円を寄付。12年8月の落成式には白鵬も駆けつけた。その土俵では、今でも「山田小学校相撲クラブ」が活動を続けている。子供たちに相撲を教える町職員の佐藤哲也さん(50)は、引退の知らせに驚きながらも「最後となった45回目の優勝で全勝しての引退は白鵬らしい。長い間、お疲れさまでした」とねぎらった。

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