偽版画元画商ら逮捕 「許諾受けず1200点作った」 著作権法違反容疑

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 日本画家の東山魁夷(かいい)の偽版画を作製したとして、警視庁生活経済課は27日、大阪府池田市宇保町、元画商、加藤雄三(53)と、奈良県大和郡山市柳6、版画工房経営、北畑(きたばた)雅史(67)の両容疑者を著作権法違反の疑いで逮捕した。

 捜査関係者によると、加藤容疑者は2008年ごろから、版画の修復作業を通じて知り合った北畑容疑者に、東山らの原画を基にした版画作製を著作権者の許諾を受けずに依頼していたとされる。加藤容疑者は逮捕前の任意の調べに「許諾がないまま約60作品から約1200点の版画を作った」と説明していた。

 逮捕容疑は17年1月中旬~19年1月上旬ごろ、東山の著作権者の許諾を受けずに「白馬の森」「草青む」「晩鐘」「道」「山嶺湧雲(さんれいゆううん)」の計5作品の偽版画7枚を作製したとしている。同課は両容疑者の認否を明らかにしていない。

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