桃を使ったビールで「東北盛り上げたい」 福島と気仙沼の醸造所

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「クラフトビールの力で東北を盛り上げたい」と語る加藤絵美さん=福島市大笹生のイエロービアワークスで2021年7月30日午後4時58分、錦織祐一撮影
「クラフトビールの力で東北を盛り上げたい」と語る加藤絵美さん=福島市大笹生のイエロービアワークスで2021年7月30日午後4時58分、錦織祐一撮影

 福島名産のモモを使ったクラフトビールで東北を再興するプロジェクトが始まった。ともに2020年に開設された福島市と宮城県気仙沼市の醸造所がそれぞれのビールを仕上げて発売。関係者は、東日本大震災に加えて新型コロナウイルス禍に苦しむ東北を「ビールの力で盛り上げたい」と意気込んでいる。

 プロジェクトに取り組む醸造所は、福島市の「イエロービアワークス」(YBW)と、気仙沼市の「ブラックタイドブリューイング」(BTB)。福島市観光コンベンション協会の金沢千裕(ちひろ)さん(40)と、東北の食材を使った飲食店やイベントを企画する会社「トレジオン」(東京)の三廻部(みくるべ)麻衣さん(40)が橋渡し役を務めた。

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