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第71期王将戦

3冠を持つ渡辺明王将に4冠の藤井聡太竜王が挑戦。激戦の様子を棋譜、速報、写真、動画でお伝えします。 ※棋譜中継は棋譜・対局結果にて

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第71期王将戦リーグ特選譜

「作戦家」糸谷八段に快勝 藤井王位が決めた鮮やかなカウンター

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第71期ALSOK杯王将戦リーグの初戦を制し、感想戦で対局を振り返る藤井聡太王位(右)。左は糸谷哲郎八段=大阪市福島区の関西将棋会館で2021年9月27日午後5時40分、加古信志撮影
第71期ALSOK杯王将戦リーグの初戦を制し、感想戦で対局を振り返る藤井聡太王位(右)。左は糸谷哲郎八段=大阪市福島区の関西将棋会館で2021年9月27日午後5時40分、加古信志撮影

 藤井聡太王位が将棋界の中心にいるような存在になっている。

 今年、棋聖戦で渡辺明王将の挑戦を受け、3連勝で防衛。王位戦では豊島将之竜王の挑戦を4勝1敗で退けてこちらも防衛。2冠を守った後、挑戦していた叡王戦では豊島に3勝2敗で勝ち、3冠となった。この間、「史上最年少防衛」「史上最年少九段昇段」「史上最年少3冠」といろいろな記録を塗り替えている。そして、10月からは竜王戦七番勝負で豊島に挑み、年内4冠達成の可能性もある。初挑戦を目指す王将戦では、自身の開幕局となる本局を迎えた。

 第69期は最終局まで挑戦の可能性があったが、広瀬章人八段との直接対決に敗れて広瀬の挑戦につながった。第70期は開幕から3連敗で早々に挑戦者争いから脱落。その後3連勝したが、順位の差で陥落となった。今期は2次予選で2連勝して即復帰を果たし、3期連続でリーグ戦を戦う。【山村英樹】

第71期ALSOK杯王将戦リーグ1回戦

2021年9月27日

持ち時間各4時間

場所・関西将棋会館

[先]糸谷哲郎八段

[後]藤井聡太王位

[先]2六歩  [後]8四歩  [先]2五歩  [後]8五歩

[先]7六歩  [後]3二金  [先]7七角  [後]3四歩

[先]6八銀  [後]7七角成 [先]同 銀  [後]2二銀

[先]1六歩  [後]1四歩  [先]4八銀  [後]3三銀2

[先]3六歩  [後]6二銀  [先]3七銀  [後]6四歩1

[先]6八玉  [後]6三銀  [先]4六銀  [後]9四歩1

[先]9六歩  [後]5四銀  [先]7八玉  [後]7四歩2

[先]6八金10 [後]7三桂3 [先]5六歩14 [後]6二金7

(第1図)

 糸谷哲郎八段は2期ぶりの王将戦リーグ登場になる。第65期に初めてリーグ入り。…

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【第71期王将戦】

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