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秋季高校野球県大会(県高野連など主催、毎日新聞社後援)は28日、さいたま市大宮区の県営大宮公園野球場で決勝があり、浦和学院が花咲徳栄に10―2で快勝し、5年ぶり16回目の優勝を果たした。春夏に続き、県大会3連覇となる。
両校は10月30日に茨城県で開幕する関東大会に出場する。同大会の結果は、来春のセンバツ出場校の選考で重要な参考資料となる。【大平明日香】
単打重ね10得点
秋の県大会で9度目となった両校の対決。浦和学院は三回、高山の適時打などで3点を先制。終盤まで単打を重ね、着実に加点した。投げては先発・金田が七回まで1失点で抑えた。花咲徳栄は九回に1点を返すなど粘ったが、及ばなかった。
1年生が反撃打
○…猛打でコールド勝ちした準決勝から一転し、花咲徳栄は打線がつながらずに苦しんだ。待望の初得点は四死球によって好機が巡ってきた六回2死一、二塁。「先輩がつないでくれた。絶対に仕留めてやる」。1年の増田が直球を捉え、中前適時打で1点を返した。
今大会から5番打者。岩井隆監督は「打点を期待しての起用。今日は非常に良い働きをしてくれた」とたたえた。夢はプロに進むことだが「自分は守備も打撃もまだまだ。花咲徳栄を(全国)優勝に導けるくらいの選手になりたい」。力強い言葉で前を向いた。
■ズーム
二刀流、次の舞台でも 浦和学院・金田優太投手(2年)
公式戦で初めての先発。130キロ台の直球に変化球を織り交ぜ、七回まで1失点で抑えた。3併殺を奪い、「強気にインコースを攻めた。詰まらせ、内野ゴロで打ち取る持ち味が出せた」と笑顔を見せた。
さらに「状況に合わせたバッティングが得意」と、3番打者でも活躍した。相手の失策で先制した直後の三回1死二塁、右前適時打を放って2点目を追加。四回にも適時打を放つなど4安打2打点で、打線を勢い付かせた。森大監督は「ピッチングの調子が良いと、打撃の調子も上がる不思議な子。自分の世界を持っていて、動じない」と評価する。
今夏の甲子園にも投打で出場。「ストレートを投げきり、打ちとることが重要だ」と感じて直球を磨き、打撃練習にも力を入れた。
目指すは、二刀流だった大阪桐蔭時代の根尾昂選手(現・中日)。「関東大会で優勝を目指したい」と、次の舞台でも投打での活躍を誓った。【大平明日香】
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