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牽牛子塚古墳(明日香村) 復元大詰め、来春から公開 児童ら、切石に未来の夢 /奈良

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復元整備が進む牽牛子塚古墳=奈良県明日香村越で、姜弘修撮影
復元整備が進む牽牛子塚古墳=奈良県明日香村越で、姜弘修撮影

 飛鳥時代の女帝、斉明天皇(594~661年)が被葬者とされる明日香村の「牽牛子塚(けんごしづか)古墳」(7世紀後半)の復元工事が大詰めを迎えている。丘陵にある現地にはこのほど、村内の園児や小中学生たちが訪れ、八角形の墳丘を覆う切石の裏面に将来の夢などを書き込んだ。2021年度内に古墳周辺を含む整備事業が完了する予定で、築造当時の姿となった大王墓級の威容が、春の訪れとともに一般公開される。【姜弘修】

 八角形墳は飛鳥時代の天皇陵の特徴で、牽牛子塚古墳の墳丘は対辺の長さが約22メートル、高さは4・5メートル以上。凝灰岩の巨石をくりぬいた埋葬施設(横口式石槨(せっかく))は中央で間仕切りされ、両側に棺(ひつぎ)を納める石室がある。南東側で隣接して見つかった別の古墳は「越塚御門(こしつかごもん)古墳」と名付けられ、17年度から両古墳の整備事業が始まった。

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