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2021自民党総裁選

岸田文雄首相による新内閣が発足しました。内閣について考察した記事や各国の反応をまとめています。

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岸田氏、総裁選3候補を役職に起用へ 二階幹事長は交代の方針

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記者会見する自民党の新総裁に選ばれた岸田文雄前政調会長=東京都千代田区の同党本部で2021年9月29日午後6時24分、竹内幹撮影
記者会見する自民党の新総裁に選ばれた岸田文雄前政調会長=東京都千代田区の同党本部で2021年9月29日午後6時24分、竹内幹撮影

 自民党の岸田文雄・新総裁(64)は29日、党本部で記者会見し、党役員・閣僚人事の方針について「総裁選を通じて党が多彩な人材を持ち、中堅・若手をしっかり登用すると言ってきた。老・壮・青のバランスが必要だ」と述べた。総裁選を戦った河野太郎行政改革担当相(58)=麻生派=や高市早苗前総務相(60)=無派閥、野田聖子幹事長代行(61)=無派閥=の起用が焦点となる。在任5年を経過した二階俊博幹事長(82)=二階派=は交代させる。

 岸田氏は、総裁選の3候補について「一緒に政策論争をする中で素晴らしい能力を実感した」と評価し、何らかの役職に起用する考えを示した。総裁選で提唱した幹事長以下の党役員任期を「1期1年、連続3期まで」とする案については「党改革に対する思いは1ミリたりとも後退していない」と述べ、堅持する考えを示した。二階氏の後任幹事長については「大変重要な役職だ。まだ具体的な名前が確定したものではない」と述べるにとど…

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【2021自民党総裁選】

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