特集

Listening

話題のニュースを取り上げた寄稿やインタビュー記事、社説をもとに、読者のみなさんの意見・考えをお寄せください。

特集一覧

論点

自民党に言いたい

  • コメント
  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷

 自民党の新総裁に岸田文雄前政調会長が選ばれた。約9年間にわたる安倍・菅政権では、自民党1強の下、強権的な手法が目立つようになり、ひずみがあちこちに出た。安倍・菅政権とは何だったのか。総選挙が迫る中、私たちは何を考えるべきなのか、識者に話を聞いた。

「1強」でチェック機能消失 中北浩爾・一橋大教授

 なぜ、安倍・菅政権は、強引とも言える政権運営ができたのかを考える上で、1990年代以降の政治改革の流れを総括する必要がある。

 政治改革は、55年体制と呼ばれる自民党長期政権下での政策抜きの派閥政治や族議員による利益誘導政治を打破しようと、イギリス型の民主主義を目指した。政権交代が可能な2大政党制をつくるため、衆院に小選挙区制を中心とする選挙制度を導入するとともに、それを前提として首相の権力を強化した。

この記事は有料記事です。

残り3480文字(全文3831文字)

コメント

※ 投稿は利用規約に同意したものとみなします。

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る

注目の特集