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共生社会へ、見えた課題 オリ・パラの「壁」取り払おう=佐木理人(点字毎日)

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パラリンピックの競泳会場となった東京アクアティクスセンター近くの交差点。右斜め奥が会場へ向かう道だが、途中で点字ブロックが切れている=東京都江東区で2021年8月25日午前8時59分、澤田健撮影
パラリンピックの競泳会場となった東京アクアティクスセンター近くの交差点。右斜め奥が会場へ向かう道だが、途中で点字ブロックが切れている=東京都江東区で2021年8月25日午前8時59分、澤田健撮影

 <東京2020+1>

 全盲の私は、8月24日から29日まで東京パラリンピックを取材した。視覚以外の感覚と、同行した点字毎日の澤田健記者による状況説明を頼りに世界レベルの熱戦を体感し、同月下旬に連載「『四感』観戦記」を書いた。

 各競技会場の設備は整えられ、全国から集まった2万4000人余りのボランティアの気配りや対応も素晴らしかった。「バリアフリー」は着実に進んでいると実感した。とはいえ、首をかしげた点もある。取材を振り返り、今後のあり方を考えたい。

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