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2021自民党総裁選

岸田文雄首相による新内閣が発足しました。内閣について考察した記事や各国の反応をまとめています。

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復興、原発問題どう取り組む 岸田新総裁に注文相次ぐ 福島

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自民党総裁選の結果を報じる福島民報号外を手にする男性=福島市三河南町で2021年9月29日午後3時54分、肥沼直寛撮影
自民党総裁選の結果を報じる福島民報号外を手にする男性=福島市三河南町で2021年9月29日午後3時54分、肥沼直寛撮影

 29日の自民党総裁選で、事実上の次期首相となる新総裁に岸田文雄前政調会長が選ばれた。東日本大震災からの復興や東京電力福島第1原発にたまる処理水の取り扱いに加え、新型コロナウイルス対策など直面する課題にどう取り組むのか。福島県民からはさまざまな注文が相次いだ。【尾崎修二、柿沼秀行、三浦研吾、肥沼直寛】

 第1原発の処理水について、菅義偉首相は「めどをつけることができた」と総裁選直後にあいさつした。4月発表の基本方針によると、2023年春ごろから海に放出する計画だ。いわき市で鮮魚販売やすし店、食堂を運営する「おのざき」4代目の小野崎雄一さん(25)は「新政権は風評被害だけでなく、福島の水産業界全体の再生に目を向けてほしい」と話す。

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【2021自民党総裁選】

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