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芸術さんぽ 成田空港 空と大地の歴史館(千葉県芝山町) 苛烈極めた闘争の記録 /東京

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反対派が実際に使ったヘルメットや火炎瓶などは人型のパネルに付けられている
反対派が実際に使ったヘルメットや火炎瓶などは人型のパネルに付けられている

 成田空港のほど近くに、同空港建設を巡る「成田闘争」の歴史を伝える展示施設がひっそりと建っている。開館は2011年。第三者機関「成田空港地域共生委員会」が1997年に歴史伝承部会を設置して資料収集を始め、それを引き継いだ成田国際空港会社(NAA)が建設した。

 反対派からも提供を受けた約5万5000点の中から選んだ365点を地域の成り立ちから空港の現在まで九つのゾーンに分けて紹介する。

 目を引くのは推進、反対両派の衝突を紹介する「流血の日々」ゾーンだ。反対派が使ったヘルメット、背負いひもの付いた鉄パイプ、火炎瓶……。「空港粉砕」「空港絶対反対」などと書かれたヘルメットは傷だらけで、割れ、へこんだものもあり、闘争が苛烈を極めたことを物語る。

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