眞子さまが複雑性PTSD状態 専門家「安定した環境で自然に回復も」

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秋篠宮家の長女眞子さま=東京都渋谷区で2020年11月6日(代表撮影)
秋篠宮家の長女眞子さま=東京都渋谷区で2020年11月6日(代表撮影)

 宮内庁は1日、2人の結婚を発表するとともに、眞子さまが複雑性PTSDの状態になっていることを明かした。専門家は「安定した環境に保護することで、自然に回復できる場合もある」と指摘している。

 この日の記者会見には、秋篠宮家の側近トップである加地隆治・皇嗣(こうし)職大夫とともに精神科医の秋山剛・NTT東日本関東病院品質保証室長が出席した。秋山氏は眞子さまについて「自分自身と家族、結婚相手と家族に対する、誹謗(ひぼう)中傷と感じられる出来事が長期的に反復され、逃れることができないという体験をされた」と説明した。

 秋山氏によると、眞子さまは2018~19年ごろから誹謗中傷を正すことが難しく、人間としての尊厳が踏みにじられていると感じるようになった。また、「結婚後、平穏で幸福な生活を送りたい」という願いがかなわず、自身を価値のないものと考えることもあったという。

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