公立校教員の残業代訴訟 請求棄却も「画期的で内容的には前進」

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埼玉県の公立小学校の教員が、勤務時間に応じた残業代が支給されないのは違法として、県に支払いを求めた訴訟の判決後、「前進」などと書かれた旗を掲げる原告の支援者ら=さいたま市浦和区のさいたま地裁前で2021年10月1日午後1時27分、成澤隼人撮影
埼玉県の公立小学校の教員が、勤務時間に応じた残業代が支給されないのは違法として、県に支払いを求めた訴訟の判決後、「前進」などと書かれた旗を掲げる原告の支援者ら=さいたま市浦和区のさいたま地裁前で2021年10月1日午後1時27分、成澤隼人撮影

 埼玉県の公立小学校に勤める男性教員(62)が、勤務時間に応じた残業代が支給されないのは労働基準法に違反するなどとして、県に未払い賃金として242万円を請求していた訴訟の判決で、さいたま地裁は1日、教員側の請求を棄却した。

 「非常に画期的で内容的には前進ではないか」。男性教員の訴えは認められなかったものの、判決後に記者会見した原告代理人の若生直樹弁護士は、今回の結果を前向…

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