台湾の防空識別圏に中国軍機58機進入 1~2日に 日米への警告か

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台湾の総統府=台北市中正区で2020年、福岡静哉撮影
台湾の総統府=台北市中正区で2020年、福岡静哉撮影

 台湾国防部(国防省)によると、1日から2日にかけて中国の戦闘機など計58機が台湾の防空識別圏に進入した。1日には38機が進入、国防部が昨年9月に中国軍用機の進入情報を公表し始めて以来、一日に入った機数としては最多となった。2日も戦闘機など20機が進入した。台湾が環太平洋パートナーシップ協定(TPP)加盟申請をしたことを受け、中国が圧力を強化している可能性がある。

 蔡英文政権はTPP加盟に向け、日本を含めた加盟国に対する働き掛けを強めている。自民党の岸田文雄総裁らは台湾のTPP加盟申請を歓迎したのに対し、中国は「強烈な不満と断固とした反対」を表明。軍用機の進入は台湾との関係強化を強める日米などへの警告も込めているとみられる。

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