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「いのちの電話」コロナ下で窮地 増える相談、減る相談員 静岡

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「静岡いのちの電話」で悩みに耳を傾ける相談員=静岡市葵区で2021年9月16日、金子昇太撮影
「静岡いのちの電話」で悩みに耳を傾ける相談員=静岡市葵区で2021年9月16日、金子昇太撮影

 自殺予防のため、電話相談に努める社会福祉法人「静岡いのちの電話」。新型コロナウイルス感染症の流行の影響を受けて、感染のリスクを避けてボランティアの相談員が休みをとるケースが増えた。コロナ禍でも相談件数は減っておらず、相談員の心身に負担やストレスがかかっている状況だ。【金子昇太】

「絶やしてはいけない」

 静岡いのちの電話への相談は、2019年が約1万2000件、20年が約9000件。コロナ禍前後で減っているようにみえるが、20年は全国に緊急事態宣言が発令されたため、4、5月に相談を受けられなかった。21年は8月までに約6120件の相談があった。この1年は新型コロナに関する相談が増えている。

 コロナ禍前に100人近くいた相談員は、9月時点で82人。正午から午後9時まで3時間ごとに2人体制で相談に当たる。だが、ローテーションに入れない相談員も少なくないという。守屋明・事務局長(75)は「平均年齢は65歳。高齢の家族と同居する相談員も多く、感染のリスクを避け、休む人もいる」と説明する。

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【新型コロナウイルス】

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