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世界競馬の勢力図は塗り替わるのか。今年で100回目を数えるフランス競馬の凱旋門賞(GⅠ)が3日、パリロンシャン競馬場の芝2400メートルで開催され、15頭が出走する。日本からはクロノジェネシス、ディープボンドの2頭が参戦し、日本馬として初優勝を目指す。1世紀を超える歴史を誇る凱旋門賞の勝ち馬は欧州馬のみだ。なぜ凱旋門賞は「世界最高峰」に位置づけられるのか。そして、日本馬は悲願を達成できるだろうか。
英ダービー、キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス(英国)とともに「欧州3冠」に位置づけられる凱旋門賞。優勝賞金は285万7000ユーロ(約3億7000万円)で、日本最高額である中央競馬・有馬記念の3億円を上回る。
ただし、優勝賞金が1000万ドル(約11億1000万円)に達したサウジカップ(サウジアラビア)、今年は696万ドル(約7億7000万円)だったドバイワールドカップ(アラブ首長国連邦)など、他にもより高額なレースはある。
凱旋門賞が世界最高峰と呼ばれる理由の一つは…
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