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府大会 準決勝 京都国際、塔南が「近畿」へ 福知山成美、一歩及ばず きょう3位決定戦 /京都

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【福知山成美-京都国際】三回表福知山成美2死一塁、先取点となる真下の適時二塁打で本塁に生還する木村=京都市右京区のわかさスタジアム京都で、千金良航太郎撮影 拡大
【福知山成美-京都国際】三回表福知山成美2死一塁、先取点となる真下の適時二塁打で本塁に生還する木村=京都市右京区のわかさスタジアム京都で、千金良航太郎撮影

 秋季府高校野球大会(府高野連主催)は2日、京都市右京区のわかさスタジアム京都で準決勝2試合があった。京都国際は福知山成美にサヨナラ勝ちし、塔南は着実に加点して京都外大西を破った。京都国際と塔南は、16日に皇子山球場(大津市)で開幕する近畿地区大会に出場する。大会の結果は、来春に開催予定の選抜高校野球大会(毎日新聞社など主催)の出場校を選考する参考資料となる。3日は、福知山成美―京都外大西の3位決定戦が午前10時から、京都国際―塔南の決勝が午後0時半から、わかさスタジアムである。【千金良航太郎、中島怜子】

 京都国際が粘り勝った。六回無死一、二塁、相手が内野ゴロの処理にもたつく間、二塁走者の武田がすきを突き生還。八回に平野、森下の連続適時打で同点とすると、九回2死満塁で辻井が適時打を放ち、勝利を引き寄せた。福知山成美は三回、真下の適時二塁打などで3点を先取したが、六、八回の好機にあと1本が出なかった。

 塔南が終始、試合を優位に進めた。一回に小西の犠飛で先制すると、五回には野原の本塁打で2点を追加。終盤の七、八、九回にも適時打や犠飛で得点を重ねるなど、好機を逃さなかった。野原は先発でも登板し、9回を12奪三振と好投した。京都外大西は八回、西村の本塁打で1点を返したが、反撃もここまでだった。


 ■熱球

【福知山成美-京都国際】九回裏京都国際2死満塁、主将・辻井の適時打でサヨナラ勝ち=京都市右京区のわかさスタジアム京都で、中島怜子撮影 拡大
【福知山成美-京都国際】九回裏京都国際2死満塁、主将・辻井の適時打でサヨナラ勝ち=京都市右京区のわかさスタジアム京都で、中島怜子撮影

先輩の意志継ぎ、成長 京都国際・辻井心主将(2年)

 同点で迎えた九回裏2死満塁、主将の辻井心捕手(2年)が打席に入った。「ここで打つぞ」。覚悟を決めてバットを振るとサヨナラ勝ちの適時打に。聖地でも発揮された「終盤勝負」の精神が、チームに蓄積されていた結果でもあった。

 自身もレギュラーで出場し、4強入りを果たした夏の甲子園から、間を置かずに秋季大会に突入。練習試合をする余裕もなく、主将を任された新チームには「守備の連携がとれていないし、精神面でも未熟な面がある」と3年生が抜けた後の難しさを感じていた。

 だからこそ「自分たちが最上級生として、チームを盛り上げねば」と決意している。チーム作りの参考にしているのは「上下の壁をなくした」という山口吟太(ぎんた)・前主将(3年)の姿勢だ。「誰もが自分の意見を言える環境でないと、良いプレーもできない」と常に感じていたからだ。

 「目標は全国制覇。近畿大会はぶっちぎりで勝ちたい」。3年生がいない心細さは、まだ消えない。試合を経るごとに、主将としても、捕手としても成長を続ける覚悟だ。【千金良航太郎】

〔丹波・丹後版〕

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