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秋季大会2021

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県大会 日大三島、38年ぶりV 聖隷クリストファーに快勝 静岡が3位 /静岡

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【聖隷クリストファー-日大三島】38年ぶり2回目の秋季県大会優勝を決め、マウンドに駆け寄る日大三島のナイン=静岡市駿河区の草薙球場で2021年10月3日、深野麟之介撮影 拡大
【聖隷クリストファー-日大三島】38年ぶり2回目の秋季県大会優勝を決め、マウンドに駆け寄る日大三島のナイン=静岡市駿河区の草薙球場で2021年10月3日、深野麟之介撮影

 第74回秋季東海地区高校野球県大会(県高野連主催、毎日新聞静岡支局後援)は3日、草薙球場(静岡市駿河区)で決勝と3位決定戦があった。決勝は、日大三島が聖隷クリストファーに7―2で勝利し、38年ぶり2回目の優勝を果たした。3位決定戦は、静岡が浜松西を9―6で降し、東海地区大会への出場を決めた。

 東海大会は、30日に岡崎市民球場(愛知県岡崎市)で開幕する。【深野麟之介】

松永逆転三塁打

 日大三島は初回、京井の先頭打者本塁打で先制。三回に勝ち越されるも、直後に松永の2点適時三塁打で逆転した。その後も、七回に池口がソロ本塁打を放つなどし、着実に追加点をあげた。松永は先発のマウンドに上がり、2失点で完投。聖隷クリストファーは、県大会を1人で投げ続けた先発の弓達が踏ん張れなかった。

浜松西及ばず

 静岡が浜松西の追い上げを振り切り、しぶとく3番手で東海大会への切符を手にした。初回に吉田優の犠飛で先制すると、二回は相手のミスが絡んで一挙に5得点。四回は、吉田優と袴田に2者連続のソロ本塁打が飛び出した。浜松西は、二回に鈴木の中前打で2点を返すと、五回に伊藤の2点適時打などで4得点。一時は2点差まで追い上げたが、及ばなかった。


 ■ズーム

3番起用応える3安打 静岡・吉田優飛右翼手(2年)

静岡の吉田優飛右翼手(2年)=静岡市駿河区の草薙球場で2021年10月3日、深野麟之介撮影 拡大
静岡の吉田優飛右翼手(2年)=静岡市駿河区の草薙球場で2021年10月3日、深野麟之介撮影

 「甘い球が来たら、ためらわずに振り抜こう」。四回表、二死走者なしの場面。待っていたのは直球だったが、甘いコースに来たスライダーに身体が反応した。鋭い打球はぐんぐんと伸び、左中間スタンドに飛び込んだ。打った瞬間、「(スタンドまで)行ったんじゃないか」と手応えのある一発だった。

 準決勝まで6番を任されていたが、3位決定戦前日の2日夜、池田新之介監督(44)から3番での起用を伝えられた。「体の軸がしっかりしている」(池田監督)と、打撃のよさを買われて打順が昇格。初回に犠飛でチームに先制点をもたらすと、六回にも適時二塁打を放つなどし、3安打4打点の活躍で期待に応えてみせた。

 今大会は投手としての実力も示した。3回戦の加藤学園戦を1失点で完投すると、準決勝の日大三島戦も九回途中まで2失点の力投。投手として、夏の県大会4回戦で公式戦デビューを果たしたが、その際は1回3分の2を2四死球と制球を乱した。「目の前の打者しか見ていなかった」と、力不足を痛感したという。

 今大会までに「後ろで守る野手陣にも頼ろう」と思い直した。視野が広がり、試合の場面に合わせて、「自分がすべき投球」を考えられるようになった。池田監督も「試合経験を積めば、すごく楽しみな投手になる」と評価する。

 チームは3年ぶりの東海大会出場を決めたが、3位という結果に悔しさが残る。「投手として直球のコントロールや変化球の精度を磨く。打者としても、『1球でしとめる』能力を上げたい」。東海大会まで、目の前の課題を一つずつクリアしていくつもりだ。【深野麟之介】

【秋季大会2021】

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