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「世界で最も権威のある賞」といわれるノーベル賞。今年はどんな研究・活動に贈られるでしょうか。

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ノーベル賞・真鍋氏 好奇心に従えば面白い 「はやりに走らず」後進にエール

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ノーベル物理学賞の受賞が決まり、記者会見で笑顔を見せる真鍋淑郎氏=米東部ニュージャージー州のプリンストン大学で5日
ノーベル物理学賞の受賞が決まり、記者会見で笑顔を見せる真鍋淑郎氏=米東部ニュージャージー州のプリンストン大学で5日

 「最も面白い研究とは、好奇心が原動力になった研究だ」――。今年のノーベル物理学賞の受賞が決まった米プリンストン大学上席気象研究員の真鍋淑郎(しゅくろう)氏(90)は5日、米東部ニュージャージー州にある同大や自宅で取材に応じた。地球温暖化予測の基礎を築いた自身の研究が評価されたことに喜びを語りつつ、何度も「好奇心」という言葉を繰り返し、若い研究者に向けて「はやりの研究に走らず、好奇心に基づいた研究をしてほしい」とエールを送った。

 同大で開かれた記者会見には、気候変動を研究する学生らも集まった。赤いネクタイ姿の真鍋氏は、スタンディングオベーションで迎えられると「大きな驚きであり、光栄だ」と少し顔を引き締めた。スウェーデンのラジオ番組で受賞者候補として直前に名前が挙がり、予感はあったという。朝早くから起きて電話の前で待ち、受賞の連絡を受けると、娘2人に電話で報告し、喜びを分かち合った。会見場で見守った妻の信子さん(80)には…

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