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感染症と闘う

病原体が体に侵入し、人の生命すら脅かす感染症。人類の脅威となった新型コロナウイルスを特集します。

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新型コロナ モニタリング検査は役立たず?

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モニタリング検査手順を確認する京都府職員ら=2021年3月5日、大川泰弘撮影
モニタリング検査手順を確認する京都府職員ら=2021年3月5日、大川泰弘撮影

 新型コロナウイルスの感染拡大を早期探知するため、政府が実施するのがモニタリング検査だ。14都道府県で1日に計1万件が目標だが、最多でも1週間に約6万件。陽性率も低く、緊急事態宣言が出た自治体でも0%のところもあった。感染の第5波は収まったが、次の流行に向けどこまで役に立つのか検証する。

 ●早期探知狙う

 政府のモニタリング検査は、新型コロナの症状のない人を対象に、感染リスクの高い繁華街や駅、空港でPCR検査キットを配布するほか、協力を得た企業の事務所や大学の寮などで集団検査をしている。2月22日から栃木県で始まり、3月中旬には新型コロナ対策の「5本柱」の一つに位置づけられた。対象地域は北海道▽宮城▽栃木▽埼玉▽千葉▽東京▽神奈川▽愛知▽岐阜▽京都▽大阪▽兵庫▽福岡▽沖縄――で、「1日1万件規模」…

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